１２か月点検の内容のリヤブレーキ

点検です。この車のリヤブレーキはドラム式と言われるものです。写真は分解した状態です。分解前は丸いドラムといわれるカバーがついています。真ん中のシャフトが回りタイヤに駆動力を伝達します。ブレーキを踏むことでスプリングのついている外側の半円状のシューと呼ばれるものが外へ広がりカバーとなるドラムに押し付けられ抵抗となり減速します。ブレーキを離すとスプリングによりもどります。サイドブレーキはワイヤーによりブレーキレバーを引くもしくは、踏むことによりシューが広がりブレーキとなります。摩擦によりシューは削れることでゴミがトラム内にたまります。定期的に清掃しないとドラムとシューの間に入ることでドラム、シューに凹凸が出来ブレーキの効き不良の原因となります。またシューが減ることでドラム、シューの隙間も大きくなるので調整も必要となります。